そんなにかかる?売れる書籍タイトル作成は2週間必要。

「そんな短い文章なのに、なんでそんなに制作時間が必要なの?」という質問を、受けたことがあります。
そこで今回は、売れるためにタイトルを試行錯誤する重要性を考えてみました。

すぐには決められないのが、タイトル。

売れる電子書籍は中身が良いと思っている方は、タイトルと表紙の重要性を理解されていない事が多いです。
正直、タイトルと表紙で売上の9割が決まると思っても過言ではないです。

広告代理店などプロモーションを担当している人達なら、この重要性は痛いほど理解されていると思うのですが、言葉ひとつで売上がガラッと変わります。
キャッチコピーを考える人達なんかも、たった数十文字かもしれないですが、それに対して頂く報酬額も中々な金額です。

電子書籍もそうなんです。
タイトルで「あ、面白そう」と思ってもらえるかどうか、その判断はたったの0.5秒で決まるものなんです。

だから、この0.5秒で面白そうと思ってもらえるようにしなければ売れません。
そして売れている電子書籍は、このタイトルの付け方が非常に上手いんですね。

もし、電子書籍を配信して微妙な結果だった方はタイトルを見直してみると良いかもしれません。
私は2週間熟考します。

起きた時も、ご飯食べてる時も、歩いてる時も、電車乗ってる時も、テレビを見ている時も、お風呂に入っている時も、何千万の単語を引っぱりだして、何億通りの単語の掛け合わせをしていくんです。
ずっとフル回転です。

この前、手相が見れる方に「知能線が2つある」「頭を使い過ぎ」と言われてしまいました。
そして、2週間かけて1つのタイトルが生まれてくるんです。

タイトルにかけている時間は、ほんと数十時間かかっています。
それでも売れない電子書籍になってしまう事もあるので、まだまだ頑張らなければいけないと思います。

売れない電子書籍のタイトルを付ける人の特徴

まず、売れない電子書籍のタイトルをつける方の特徴として「中身の情報をタイトルに出す」という方がほとんどです。
もしくは皆に知って欲しいという気持ちが先行して、業界内の言葉を使ったりしているパターンです。

例)
サイクリングで人生が楽しくなる!
→「サイクリング」と「人生が楽しくなる」がピンとこない。
0.5秒では面白さが伝わらない。

フォルティッシモのような仕事術
→フォルティッシモは楽譜の中で使われる用語。
そんな言葉を知っている人は多くないんで興味を持たれない。

このように自分の本の中身を知っているから、自分のまわりでは周知されている言葉だから他の人も知っているだろう、などなど自分&中身ありきのタイトルはその時点で売れないタイトルとなります。

売れる電子書籍のタイトルを付けるには?

ここに関して話すと凄く長くなりますので、別途記事を用意しようと思います。
しかし、ここの記事ではどうすれば売れるのか、その考え方を少しでも理解できるようにお話していきますね。

まず、このサイト内でも私は言っているのですが「白紙でも電子書籍は売れる」と何度も述べています。
それは何故か?電子書籍ユーザーは中身で買うか買わないかを判断しません。

それに購買心理の7段階の事を思い出してもらうと分かると思いますが、購入するかの判断時は興味・連想部分です。
つまり、パッケージの情報が最も大事になる訳ですね。

逆に中身がどんなによくても、タイトルも無い白紙の表紙は売れません。
中身が白紙でもタイトルと表紙が面白そうであれば売れます。

現に世の中、ほとんどそうなんですね。

  • ファミレス→メニューの写真と料理名で美味しそうかどうか判断している
  • 自動販売機→パッケージで美味しそうかどうか判断している
  • 家電・車等→購入して実際に使うまで分からない。店内での情報でしかない。
  • 旅行・飲食店の情報サイト→写真でしか判断できない。

どうですか?こうやって改めて見ると意外と私達は「中身は購入しないと分からないのに購入している」ことが多いという事に気付かされると思います。
じゃあ、なぜそれでも買うのでしょうか?それは皆さん「面白そう」「美味しそう」「良さそう」と「〜そう」という曖昧な状態でも良いと思っているからです。

ここ大事なのでもう1度言います。
「タイトルやパッケージ、写真で想像が広がった消費者は、その想像を現実化させるためにお金を払う」のです。
売れる電子書籍も同じです。

しかし、そうは分かっても自分が一から書いた原稿と皆に伝えたいという熱い気持ちがあるので、タイトルに全面的に出そうとしてしまうもんなんです。
この気持ちは痛い程分かります。

だから自分は基本的には原稿はしっかり読みません。
読むと客観的な思考が出来なくなるからです。

もし、タイトルを付ける事があれば「どうすればこの本の良さを知ってもらえるか」というよりも「どうすればこの本に興味を持ってもらえるのか」という見方で考えてみて下さい。
それだけで大分違ったタイトルを付ける事が出来ます。

ただ、ここからが非常に重要な作業になるので私は2週間もかかってしまうという訳です。

ご参考になりましたか?

代表 梅田です。
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当社では、電子書籍というツールを使用し、WEBマーケティングの観点から見た本気のリスト取得に力を入れております。

「興味はあるけど、何から始めて良いかわからない」「自分なりにリリースして、失敗経験がある」など、些細なことでも構いません。

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