「良質な中身=売れる」は違う!?表紙だけでヒットした実例とは

ランキング上位に持っていくためには、良質な中身がいると思っていませんか?
実は表紙が目に止まれば、中身はさほど関係ないというお話をしていきたいと思います。

売れるには中身は必要ない?

多くの人は「電子書籍は中身が良いものでなければ、売れない!」と思っています。
これに関しては間違いではありませんし、これは電子書籍を配信する著者としては必須な意識。

しかしAmazonを含め電子書籍のストアのランキング上位にさせるには、中身はさほど関係ありません。
理由は簡単で、「誰も中身を見て買わないから」という事です。(パケ買いという名前もあるように、購入者はパッケージを見て判断しますよね)

これに関してはいろんな電子書籍プロデューサーの考え方があると思いますが、私は市場のユーザー動向を研究した結果、導きだされた結論があります。
ユーザーは購入すると決断する瞬間は中身を見て買うのではなく、「面白そうだから買う」という訳です。

“面白そうだから買う…”これに関してはどこで判断されるのでしょうか。
それに関しては以下の部分で都度判断されていると思います。

  • タイトルが面白そう
  • 表紙に目が止まった
  • 説明文で面白そう思った。中身の情報も分かった
  • レビューで良い評価があった
  • 値段が安かった

というのがあげられます。

本屋と違って立ち読みをする事が出来ない分、それ以外の部分で「面白そう」と思わせないといけません。
これはいつも私のセミナーでもよく話しているんですが、自動販売機の理論と同じですね。

買って飲むまで評価が分からないこの市場では、「買いたくなるようにさせる」ことが非常に大事になってくる訳です。

中身が全く同じでも売れてしまった実例

実は、過去にある実験をしました。
それは「2つの作品を同時に配信する際に、タイトルは違うけど、中身は同じ」という実験です。

ちなみに、これはどうなったと思いますか?
もしも「売れるためには中身が大事!」という理論を持っている人からすれば「そんなの、レビューが荒れるに決まっているだろ!」と言われそうですが、面白い事にレビューが荒れる事は1度もありませんでした。

中身は同じ作品なのに、タイトルが違うだけで1つはランキング上位に入り、もう1つはランキング50位程でした。
この実験を2011年に行った私は、「ユーザーは中身で購入決定をせず、タイトルで判断するもの」と確信をした訳です。

いかに購入者がパッケージ・表紙のタイトルイメージで判断しているかがお分かりいただけたでしょうか?
(※長い期間で売れ続けるには中身が良く、口コミで広がる事が必須となってきますので、中身は良いものである事は大事な要素だということは忘れてはいけませんよ^^)

ご参考になりましたか?

代表 梅田です。
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当社では、電子書籍というツールを使用し、WEBマーケティングの観点から見た本気のリスト取得に力を入れております。

「興味はあるけど、何から始めて良いかわからない」「自分なりにリリースして、失敗経験がある」など、些細なことでも構いません。

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