何事も販売業から学ぶことは多いもの。
先日お祭りの屋台を見ていて感じた、ユーザー導線についてシェアしてみたいと思います。
欲しいと思う欲求は距離で決まる
お腹を満たすために出店を歩いていた時の話です。
「ぬぁー!焼きトウモロコシだー!!!!」
「焼きそばだぁぁぁ!」
「焼き鳥だぁぁぁぁあぁぁ!」
「りんご飴ーーーーーーーー!!!」
まぁこんな感じで歩き回っていると、
ある事に気付いたんです。
出店を歩いていて「これ欲しい!」と思う瞬間は、お店の目の前に来た時ではなく、その看板が見えた1~3m手前からだという事を。
そして、店の前で買うかどうか判断をする。
この流れなんですよ。
この流れが非常に大事なんだと。
売上に直結するんだと。
整理しますと、
1~3m手前時点
ユーザー心理:興味
→商品に興味を持つ。想像を膨らませる。
「あ、焼き鳥がある!食べたいー!」
0m時点
ユーザー心理:比較検討
→値段、商品を見て買うかどうか判断する。
「焼き鳥が大きい!お得だ!」
「あれ、思ったよりも美味しくなさそう。他の見よ」
多くの出店はこれに気付かずに、
0m時点で商品に興味を持たそうとしている訳です。
「安いよー!」「美味しいよー!」
ってな感じで。
でも、このキーワードは興味を持たせる段階のみ引っ掛かる言葉なので、比較検討段階に行っているユーザーには全く心に引っ掛からない。
むしろ、さっきのワードを言うのは、1~3m手前の興味を持たせる段階でのみ有効ワード。
つまり、0m時点放つワードは
「今ちょうど焼きたてで美味しいよ!」
「お姉さんカワイイから100円まけるよ!」
「今日の出店の中で、ウチしかやっていないよ!」
みたいな利点を言うのが、1番良い訳です。
購入者心理を操作せよ!
しかも、夜の出店とかはテンションが上がっているので、この購買心理の判断が鈍っている可能性大。
比較検討が、おろそかになってしまいがちです。
だから、普段よりも財布の紐が弛みがち。
そーゆーのを意識して、声かけやディスプレイなどを調整すれば、必ず売上は上がるんですよね。
電子書籍ストアだってそうですもん。
お客さんがどういう心理状態でストアに来ているのか、これを細かく考えて行けば自ずと購入される本になります。
出店1つでも視点を変えてみるだけで、面白いものです。
当社では、電子書籍というツールを使用し、WEBマーケティングの観点から見た本気のリスト取得に力を入れております。
「興味はあるけど、何から始めて良いかわからない」「自分なりにリリースして、失敗経験がある」など、些細なことでも構いません。
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